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   私たち職員は、利用者の皆さんに接するときの大切な心構えとして、「ジェントル・ティーチング」を実践しております。

 ジェントルとは、やさしさや、穏やかなという意味、ティーチングとは、教える、伝えるという意味です。

 人間は、日常の生活を通してほのぼのとした思いや、やさしい記憶などの良い経験を積み重ねていく事で、「よりよい人間関係」を築いていく事ができるという考え方で、せいわ園のなかでも利用者の皆さんと様々な経験を共有し、おだやかな人間関係を構築していこうと実践に取りいれています。

 その実践のために、次の4つの柱を大切にしています。


 

1 安心と安全
 利用者の皆さんが生活する郡山せいわ園は、安全な施設であり、安心して生活できるという安心感を持ってもらえるようにすること

  2 人間的な関係
 職員は「利用者の皆さんと対等な関係であるということ」を利用者の皆さんに実感していただき、お互いに安心していられる存在であることを実感していただくこと

  3 信頼されること
 「あなたはかけがえのない大切な人ですよ」という事を伝え、利用者の皆さん自身が「自分は必要な存在である」と気付き、存在を認めあい、自分や他人を思いやれるやさしい心をそだてていくこと

  4 信頼すること

利用者の皆さん一人ひとりが信頼されている事を理解し、お互いへの思いやりの心を深め、明るく楽しい毎日を過ごす事で、より良い施設作りを実現していくこと

この「安心と安全」「人間的な関係」「信頼されること」「信頼すること」の4つを、ジェントル・ティーチングを実践するうえでの柱として考え、その柱をより大きな物にして行く事であたたかな人間関係の育成に努めております。

 
 
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